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長尾 收
代表取締役長尾 收

「人の可能性を照らせ」を理念とする当社は、富士通研究所における研究成果を基に2006年に創業して以来、光を発するレーザに係わる様々な独創的技術を核として成長を続けています。

レーザの用途の重要な決定要因として、色、すなわち波長があります。当社は、各種の手法を用い、広範な波長のレーザを機動的に生産できる仕組をととのえてきました。現在では、当社のレーザは、通信、加工、計測、医療等、数多の分野で使用されています。そして、当社事業の出発点である量子ドットレーザは、高温下でも安定的に稼働するユニークな特長を活かし、コンピュータ光回路、高度医療、次世代自動車、人工衛星等々、最先端の分野におけるキーコンポーネントとして飛躍する可能性を拓きつつあります。

また、RGB(赤・緑・青)レーザに関する取組から発展した当社独自のレーザ網膜投影テクノロジーは、視覚障がいを持つ方向けのレーザアイウェアやデジタルカメラビューファインダー、携帯型機器を通じた眼のヘルスケア等へ応用範囲を拡げ、より汎用的な分野への展開を見据えています。

今後も世界に類のない魅力的な技術の開発に注力し、それをこれまでになかった革新的で真に役立つ製品群の創出に結びつけていくことを通じて、まだ見ぬ「人の可能性」の地平を拡大すべく邁進してまいります。

2024年6月28日
代表取締役社長
長尾 收